毎月子連れ旅をしている「みかん」といいます。
今年のGWは、子ども達(5歳息子・2歳娘)と一緒に行きたかった念願のクルーズ旅行へ行ってきたのでレポートしていきます!
実は私は子どもが生まれる前にも3回ほどクルーズに乗船したことがあります。
「MSCファンタジア」
「ノルウェージャンクルーズ」
「コスタクルーズ」です。
どれもカジュアル船で子連れ向けではあるのですが、その中でもMSCは特に子どもが楽しめそう!という印象をうけた為選びました。
結論から先に言うと、子連れに最高!です♡
どんな所が良かったか、子どもが楽しめるポイント、知っておくと良い点、持ち物など分かりやすく紹介していきますね!
クルーズでの8日間の過ごし方
横浜発着7泊8日の日程表
今回わたし達が乗ったクルーズの日程表です。
日にち | 寄港地 | |
1 | 4/29(月・祝) | 横浜港にて乗船 |
2 | 4/30(火) | 神戸 |
3 | 5/1(水) | 終日クルーズ(高知の予定が変更に) |
4 | 5/2(木) | 終日クルーズ |
5 | 5/3(金・祝) | 済州島 |
6 | 5/4(土) | 鹿児島 |
7 | 5/5(日) | 終日クルーズ |
8 | 5/6(月・祝) | 横浜港にて下船 |
子連れクルーズどう過ごす?
初めてのクルーズだと、8日間も船でやることあるの?
と疑問に思うかもしれません。
船内には楽しめる施設やイベントが充実していて、終日クルーズの日でもあっという間に1日が過ぎてしまいます。
例えば…
・1日にいくつかあるイベント(クイズ大会など)に参加する。
・子どもと一緒にプールなどで楽しむ(プールサイドにたくさんのイスが並べてあるのでそこで座っているだけで気持ちいいですよ)
・託児サービスを利用し、大人だけでゆっくりショーを見たり、お酒を飲んだり、ジムに行ったりする。
などなど。
過ごし方は各自自由です!
疲れたらいつでも部屋に戻ってきて休めるし、お腹が空いたらバイキング会場にいけばなんでも食べられます!
まさに贅沢の極みですね!笑
MSCベリッシマが子連れに最高のポイント
18歳未満は無料
船によって異なりますが、基本的にMSCベリッシマは18歳未満は客室代金が無料!(3~5人目などの条件はあり)
※船内チップや港湾税等、別途必要です(2歳未満は、船内チップは無料)。
これってすごい!!
だって朝・昼・晩と食事が全てついて、子どもが楽しめる施設もたくさんあるのにですよ!!
船によっては、0歳の赤ちゃんから大人と同等金額かかるところもあるので、MSCベリッシマは本当に子連れに嬉しいクルーズです!!
子連れファミリーが多い
私たちが乗った時期が、GWだったのもありほとんどが家族連れでした。
中には三世代で来てるファミリーも多く、子ども達もたくさん乗っていました。
食事会場では、コース料理のレストランなんて普段は子連れではなかなか入りづらいですが、クルーズ内のレストランはたくさんの子どもたちがいるので特に安心でした。
そこら中で子どもの声や泣き声が聞こえてきましたよ!笑
子連れ・子どもに優しい
横浜での乗船手続きをする際、私が寝ている2歳の娘を抱っこしていたら、列に並ぶことなく優先して通してもらえました。
バスポートの確認やクルーズカード用の写真を撮ったりする為、時間がかかる為ものすごい行列になっていたので、とても有難かったです。(恐らく並んでいたら1時間以上かかったと思います)
また、クルーのみなさんがとにかく子どもに優しい♡
ほとんどの方が外国人ですが、子どもを見つけると笑顔で話しかけてくれたり、折り紙を折ってくれたりもしました。
迷子対策のリストバンドがある
初日に、12歳以下の子どもにはリストバンドが配布されます。
それを付けていれば、緊急時や船内で迷子になった時などにどこの部屋の子かすぐにわかるようになっています。
基本的にはずっとつけっぱなしにする為、日にちがたつと徐々に消えてきてしまいます。
そういう場合や無くしてしまった場合には、また言えば貰えますよ!
キッズルームがある
年齢別に楽しめるお部屋があり、全て無料で利用できます。
どちらも保護者同伴で遊べます。
●3歳以下の子どもが遊べるお部屋
Chiccoベイビー研究センターから選ばれたおもちゃが置いてあります。
ドアが開いていたら自由に入ってOK!
一見、一部屋なのかなと思いきや、奥にも広いお部屋がありました。
ただ、土足なのでハイハイの赤ちゃんには衛生的にどうかなという感じです。
●3~6歳の子どもが遊べるお部屋
LEGOとコラボしたお部屋で、LEGOの他にも、サッカーのボードゲーム・カードゲーム(UNOなど)・ぬりえ・子ども用チェスなどが置いてありました。
こちらもオープンしている時間帯であれば、自由に出入りできます。
託児サービスがある
無料の託児サービスもあります。
子どもを預けて、大人だけでゆっくりお酒を飲んだりくつろいだりできるのいいですよね!
スタッフは外国の方ですが、資格を持っていて、英語も日本語も話せるので安心ですよ!
預けられる時間帯は決まっているので、事前に確認してくださいね!
●Baby Club ベビー・クラブ(1-3才)
預けられるのは1時間のみで、前日に予約が必要です。
オムツや離乳食のお世話はありませんが、無料で預かってもらえるのは有難いですね!
うちは娘が2歳なので預けたかったのですが、人見知りで無理でした…
●Mini Club ミニ・クラブ(3-6才)
こちらは、トイレが自分でできる子であれば預かってもらえます。
ランチやディナーも食べさせてもらえます!
また、預かってもらっている時間帯ににキッズイベントがあれば、一緒に参加させてもらえます。
このような登録用紙を記入し、子どもを連れて受付に行けばOKです!(事前予約は必要なし)
5歳の息子は、こちらで一度だけ3時間ほど預かってもらいました!
子どもの感想は、
「楽しかったけど、寂しいからもう行かない…」でした。
確かに知らない人ばかりのところに小さな子どもが一人で入っていくのは寂しいかもしれませんね。
泣いてどうしても無理で、途中でお迎えに呼ばれている方も何人か見かけました。
兄弟やいとこ、友達と一緒に来ている子たちは楽しいようで何度も利用している様子でしたよ!
※大きい子用もあります!
Junior Club ジュニア・クラブ(7−11才)
Young Club ヤング・クラブ(12-14才)
Teen Club ティーン・クラブ(15-17才)
ジュニア・クラブは見学できる日があったので行ってきました!
広いお部屋に、レゴ(大きいサイズと小さいサイズ)、ぬりえ、アイスクリーム屋さんごっこ、ゲーム(マリオカート・マイクラ)などなど、子どもが楽しく遊べるおもちゃがたくさんありました!
プールがたくさんある
MSCベリッシマには、プールが4ヶ所もあります!
中には、大きなウォータースライダーがあるところや、室内プールも!
たくさんの子ども達で賑わっていましたよ。
ただ、とても楽しく遊べるのですが、いくつか注意が必要です!
・プールが深い
小さな子どもは足がつかないところもあるので、浮き輪を持参した方がいいです。
・海水
プールの水は海水の為、泳いだり潜ったりしたい場合はゴーグルがあるといいでしょう。
・外のプールは寒い
外のプールも温水ではありますが、船が動いていると風がくるので結構寒いです!
冬はもちろん入れませんが、うちが行った4・5月でも(最高気温20℃)、寒すぎてプールから上がるとみんガタガタ震えていました。
その為、室内プールが激込みでした…
・塩素のにおいがキツい
日によって違うのか、1回目入った時はそんなに気になりませんでしたが、
2回目に入った日は特に塩素のにおいがキツく、夫の水着は変色し、シャワーを浴びても塩素のにおいがとれないほどでした。(塩素の量を間違えてしまったのかな?)
子どもには、「絶対に飲み込まないように」と伝えた方が良さそうです。
※着替えは部屋で済ませてから行くため、羽織る用の服とサンダルがあるといいですよ!
※タオルは部屋から持参します。(お風呂用のタオルとは別で部屋に置いてあります)濡れたら、無料で交換してもらえますよ!
子ども向けのイベントがある
子供向けのイベントも何度かあったので参加しました。
小さなクイズ大会もあれば、「地球・海を大切にする取り組み」を題材にした大きめのイベントもあり、3歳~小学生低学年くらいの子が楽しめるような感じでした。
英語と日本語で説明してくれるので、ちゃんと理解できますよ!
レストランにキッズメニューがある
レストランに、キッズメニューがあります。
しかし、このメニューはこちらから言わないと貰えません…
乗船して数日はキッズメニューの存在を知らなくて、大人の料理をシェアして食べていましたが、たまたま近くの席の子を見たらポテトやピザを食べていてびっくり!笑
キッズメニューがあるかウェイターさんに聞いてみたら、普通に出てきました。笑
なんと!メニューをみたら、離乳食まであるではありませんか!
これはすごい!!
ということで、レストランに入ったらウエイターさんに「キッズメニュー please!」と声をかけましょう!
ただし、子ども用のカトラリーは無いので赤ちゃんは子ども用のスプーン・フォークを持参した方が良さそうです。
バイキング会場が20時間営業している
レストランの他に、バイキング会場があるので、どちらで食べてもOKです。
ただしバイキングは毎日同じような料理が並んでいるため、行きすぎると飽きる可能性があります。
基本的にはレストランを利用して、子どものお昼寝と時間帯が被ってしまった時などにバイキングを利用するといいですよ!
20時間営業しているので、お腹がすいたらいつでも行けます!
小さな子どもでもショーが見れる
MSCベリッシマでは、毎日無料でショーを見ることができます。(有料のものもあります)
歌やダンス、手品ショーなどです。
小さな子どもも出入りできるので、たくさんの子ども達が一緒に見ていましたよ!
途中でグズってしまっても、音響が大きいのでさほど気になりません。
しかし、どうしても子どもが嫌がる場合には外を連れだすことを考えて、出やすい席に座るのをおすすめします!
※また、いつも満席になっていたので、予約しておくことをおすすめします!
8日間英語にふれられる
クルーの方たちはほとんどが外国人。
船内ではほぼ英語!子どもに話しかけてくれるのも全て英語です!
(今回は日本発着の船なので日本人スタッフも何人かいましたが)
子どもにとっては、8日間もネイティブな英語にふれられるチャンスです。
うちの5歳の息子は、「How are you?」と聞かれて、ちゃんと「アイム ハッピー!」と答えていましたよ。
知っておくと良いこと
パスポートが必要
MSCベリッシマは、外国船の為パスポートが必要になります。
日本発着であっても必ず海外に1ヶ所は行きます。
0歳の赤ちゃんでも必要なので、無ければ作る必要があります。
また、パスポートの残存期間が6ヶ月以上ないといけないので確認して下さいね!
ドレスコードがある
MSCベリッシマはカジュアル船のため、基本的にはカジュアルな服装でOKですが、
8日間のうち、4日間はディナーの時間帯(17:00~)にドレスコードがありました。
・エレガント
男性はスーツやタキシード、女性はドレスやワンピースや着物など結婚式に出席するような服装です。
・ホワイト
その名の通り白い服装です。
・イタリアン
イタリアの国旗にある赤・緑・白のどれか1色を洋服にいれたコーデです。
・60-70-80年代
60~80年代風の服装ですが、女性は花柄の服装をおすすめされていました。
エレガントの日はみんなしっかりフォーマルでしたが、それ以外のドレスコードは気にせず違う服装の人もたくさんいました。
預ける荷物にはその日使う物は入れない
初日クルーズに乗船するときに、大きな荷物を預ければ部屋まで運んでもらえます。
その際の注意点ですが、部屋に届くのが当日の20時頃になるので、その日に使う予定のものは預けてはいけません。
子どもの物であれば、その日使うオムツ・ミルク・ベビーフード・着替え・バス用品など気を付けてくださいね!
部屋の使い方
うちが泊まったバルコニー・キャビンの話になってしまうのですが、どんな感じだったか紹介しますね!
ベッド
ベッドは、ダブルベッドが1つとソファベッドが1つ。
3人ダブルベッドで寝て、1人ソファベッドに寝る想定ですね!
しかし、このソファベッドは持ち上げると2段ベッドになります
※上は、6歳以上しか寝てはいけないと注意書きがありました。
そのため、私が2段ベッドで寝て、下は布団がないので荷物置きとして利用しました。
荷物を床に置くと狭くなるのでちょうどよかったです!
赤ちゃんはベビーベッドが借りられますよ!
お風呂
子連れで重要になってくるのがお風呂ですが、バスタブはなく、かなり狭いです。
うちの子達は5歳と2歳で立ったまま洗えるのでなんとかなりましたが、赤ちゃんは大変かもしれません。
少し荷物にはなりますが、膨らませるタイプのベビーチェアがあった方がいいかも…
また、備え付けのシャンプーとシャワージェルがありますが、髪がギシギシになると他の方のレポートに書いてあったため、シャンプー・コンディショナー・ボディソープは小分けボトルに入れて持参しました。
洗濯
家族4人×8日間分の衣服を持っていくとかなりの大荷物になるため、洗濯することをおすすめします!
ただし、MSCベリッシマにはコインランドリーがありません。
有料のランドリーサービスもあるけど、節約したかったのでわが家は自分達で洗いました!
洗面所にぬるま湯を溜めて、洗剤を入れてゴシゴシ…
脱水が甘いと干すときに下から水がぽたぽたと垂れてきてしまうので、タオルを使ってしっかりと絞りました。
ハンガーは大人用のものはたくさんあるのですが、子ども用ハンガーを持参すると干しやすいです。
使い捨ての手袋と小分けの洗濯洗剤も持参しました。
部屋干しだと乾きが悪い為、バルコニーに干したくなりますが飛んでいく可能性があるので禁止されています。
アメニティが少ない
普段ホテルに泊まり慣れていると、大抵のホテルに置いてあるようなものがなかったりするので、自宅から持っていく必要があります。
例えば、パジャマ、スリッパ、歯ブラシ、ティッシュなどです。
詳しくは、下の『持っていくといいもの』にまとめてあります。
※ドライヤー、ケトル、マグカップ、スプーンは部屋にありました。
船内にベビー用品が買える売店がない
船内にベビー用品などが買える売店がありません。
その為、オムツやミルクは多めに持参した方が良さそうです。
途中、寄港地で購入できるのですが、こんなことがありました。
2歳の娘は麦茶しか飲まないので、麦茶のペットボトルを持ち込んでいました。
なくなったら、寄港地(神戸・高知・鹿児島)で買えばいいかと思って数本しか持っていかなかったら、
まさかの高知に行く日がトラブルで終日クルーズに!!
船内は、水やジュースはあるけど麦茶はありません。
とても焦りましたが、なんとか残り1本の麦茶を水で3倍くらいに薄めて3日間もたせました。
これがオムツやミルクだったら大変です!!
持っていくといいもの
クルーズ旅行に持っていくといいものまとめました。
プールに入るなら
上に羽織る服
浮き輪
ゴーグル
洗濯するなら
バス用品
(赤ちゃん連れの場合は、膨らませるタイプのお風呂用ベビーチェア)
あると便利
(船内を移動する時、クルーズカードとスマホのみ持ち歩けばいいため)
最後に
冒頭でも書きましたが、MSCベリッシマは子連れファミリーに最高のクルーズです。
子どもが楽しめる施設やイベントが盛り沢山なのに、無料はすごいですよね!!
しかも、子連れ旅行で一番大変な『移動』を船で楽しんだり寝ている間にしてくれる!
荷物もずっと置きっぱなしでOKという点も魅力的です!
ぜひ、MSCベリッシマで素敵な思い出を作ってみてくださいね♡
\ MSCベリッシマの運行スケジュールが見れる!/