子連れで東山動植物園に行く方へ、行く前に知っておくといいことを、愛知県在住で元バスガイドのみかんママが紹介していきます!
ちなみに、東山動物園はとっても広いうえに坂があります。
どう回るかによって疲労度が全く違うので、特におすすめの回り方はよく見ておいてくださいね!
●東山動植物園はこんな所
約60ha(ヘクタール)もの広大な園内に、動物園、植物園、東山スカイタワー、さらに遊園地が併設される日本最大級の動植物園です。
土日祝はたくさんの家族連れで賑わい、平日は幼稚園や小学生の遠足でたくさんの子ども達が集まります。
入園時間 | 9 :00〜16:30(閉園は16:50) |
休園日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は直後の平日) 12/29~1/1 |
住所 | 名古屋市千種区東山元町3-70 |
電話番号 | 052-782-2111(代表) |
公式サイト | https://www.higashiyama.city.nagoya.jp/ |
●土日祝は大変混み合う
《なるべく電車を使おう!》
・駐車場難民になります
気候がいい土日祝は大変混み合う為、開園時間を過ぎてから行くと駐車場難民になってしまう可能性があります。
特に、近くて便利な正門前駐車場、北園門前駐車場などは一瞬で埋まります。
他にも駐車場はありますが、時間が経てば経つほど付近のコインパーキングなども満車になっていくので、かなり離れた駐車場に駐めないといけなくなります。
『お昼から行けば出る人もいるし駐車場も空くのでは…』と考えがちですが、午前中だけで帰る人が少ないというのと、午後からも来る人がたくさんいます。
その為、気候のいい土日祝は、常に駐車場の出入り口付近は渋滞、そして駐車場探しであちこち行ったり来たりしている車がたくさんいます。
電車ならそのような心配はないので、おすすめです!
・電車での行き方
地下鉄東山線『東山公園駅』下車 3番出口より動物園の正門まで徒歩3分
(名古屋駅〜東山公園駅は約18分)
※植物園に行く場合は、『星ヶ丘駅』下車。
●チケットは事前に購入しておこう!
チケット売り場に長蛇の列ができます。
天候のいい連休は、30分待ちなんてことも!
特に子連れだと並ぶのが大変なので、チケットはコンビニなどで事前に購入しておくことをおすすめします。
★泊まりで行く予定の方は、東山動植物園のチケット付きのホテルに宿泊するのもいいですね!
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●子連れにおすすめの回り方
冒頭でも言いましたが、東山動植物園はとても広いです!
子連れで、動物園、植物園、遊園地、東山スカイタワー全てを1日で回るのはかなり難しいと思います。
1日で回るのにオススメは、
⑴動物園のみ
⑵動物園+遊園地
⑶動物園+東山スカイタワー
※ちなみに植物園はあまり子ども向けではなく、どちらかというと大人(特に高齢者)たちがお散歩をしているイメージ。
ですので、今回のオススメには入れていません。
★なるべく疲れない動物園の回り方
東山動物園には本園と北園があり、北園は坂になっています。
ここを上りながら行くか、下りながら行くかで疲労度が全く違います!(特にベビーカーや抱っこ紐の方)
・時計回りに行くと、坂を上りながら動物をみて、最後エスカレーター(またはエレベーター)で下に降りることになるので、とても疲れます。
・反時計回りに行けば、先にエスカレーター(またはエレベーター)で上に上がり、下りながら動物を見る事ができる為、あまり疲れません。
分かりやすいように拡大します!
上まで行くと、このような坂になっています。
反時計回りだと、この坂を下りながら回れます。
逆に時計回りにいくとここを上ってくるかたちになります。
⑴動物園のみ
正門から入ったら、まっすぐ!
アジアゾウ、トラ、ライオンは午前中に見ると活発に動いています!
さらに動物を見ながら歩いていくと、飲食できるお店やスペースがたくさんあるのでランチしてもいいでしょう!
その後、コアラやキリンのお食事タイムを見る。(コアラは13時、キリンは13時30分)
次に肉食小獣舎でマヌルネコやユキヒョウなどを見て、コビトカバとクロサイの間から上りエスカレーター(またはエレベーター)へ。
こうすれば、あとは下りながら動物が見て回れます。
下りきると、フクロテナガザルやニシゴリラに出会えます。
最後、正門出口に向かう手前ににズーボゲートというお店があるので少し休憩したり、お土産を買ったりできます。
⑵動物園+遊園地
坂を下りながら見て回るのは、①と同じです。
タンチョウまで見たら、遊園地に繋がる坂(また坂!)があるので上っていきます。
がしかし、時間帯によっては先にニシゴリラ見ておいた方がいいかもしれません。
帰りは①と同じく、正門の方へ向かっていけばズーボゲートというお店があるので休憩したり、お土産をかったりできます。
⑶動物園+東山スカイタワー
※東山スカイタワー
地上100m(標高180m)にある展望台からは、360°景色を見渡せ、名古屋テレビ塔やナゴヤドームなど名古屋の名所を見る事ができます。レストランもあり、景色を見ながらランチやディナーを楽しむ事もできます。
※動物園とスカイタワーのセット券を買っておくのがオススメです!
コビトカバとクロサイの間のエスカレーター(またはエレベーター)を上るところまでは①と同じ。
上まで行ったら、タワー門から外にでてスカイタワーへ行きます。
※動物園の門を一旦出る事になるので、再入場券をもらっておいてくださいね!
再入場したら、①と同じく坂を下りながら動物たちを見て正門の方へ向かいます。
●見ておきたい人気な動物たち
東山動物園で人気な動物は?
いつも人だかりができているのは、この子たちです!
1.ニシゴリラ
テレビでも話題となった、イケメンゴリラのシャバーニがいます!
見ることができるのは、10:00~15:30(屋内展示室または屋外運動場)、16:15~16:45(屋内展示室のみ)。 15:30~16:15までは地下の寝室に戻る為、見る事ができません。
2.コアラ
東山動物園のコアラは全部で12匹います(2023.11月現在)。
コアラは1日18時間も寝ている為、見にいっても寝ている事が多いですが、13時のエサの時間には起きてきます。
せっかくなので起きて活発に動いているコアラを見たいですね!
3.レッサーパンダ
2021年に3月にオープンした『レッサーパンダ舎』。
3匹の可愛いレッサーパンダはオープン当初から今も変わらず人気者です!
4.ジャガー
2023年10月にオープンした『ジャガー舎』。
園内の樹木や擬木で生息地の環境を再現していたり、泳ぎが得意なジャガーの為に深さ日本一の温水プールが備えられています。
オープンしたばかりということもあり、中に入るのに行列!
中には、王子動物園からやってきた真っ黒のジャガー!!(黄褐色のジャガーは肉食小獣舎で見る事ができます。)
5.ホッキョクグマ
2020年にホッキョクグマの『サスカッチ』が亡くなり、しばらく東山動物園でホッキョクグマを見る事はできなかったのですが、現在は秋田県の男鹿水族館GAOから来園した『フブキ』が見られる為、多くの人がカメラを構えています。
6.フクロテナガザル
おっさんすぎる鳴き声として有名になったフクロテナガザルの『ケイジくん』。
せっかくなので鳴き声を聞きたいですね!
普段は1日2〜3回しか鳴かないそうなんですが、人が多かったり大きな声で「ケイジくーん」と読んであげると鳴くことがあるそうです!
《その他の見どころなど》
①世界のメダカ館
動物園なのにメダカ?と思われるかもしれませんね。
私も東山動物園5回目くらいの時に初めて立ち寄りました…笑
しかし、もう野生のメダカはほとんど見る事ができなくなった今、東山動物園のメダカ館では37種類中31種類ものメダカを見る事ができ、世界一のメダカ種類数をほこる水族館なのです。
これは見る価値ありです!
分かりやすく工夫されたパネルやモニターなどからメダカの事を学ぶこともできますよ!
②自然動物館
館内1階では夜行性動物(暗い為小さなお子さま注意)、2階では爬虫類や両生類を展示しています。
また、階をつなぐスロープでは、色々な種類のワニを見ることができます。
③こども動物園ふれあい広場
ヤギにエサやりができたり、モルモットと触れ合いができたりします。
ただ少し離れた場所にある為、1日で回るコースに入れると大変なので、今回はおすすめしていません。
④スカイビュートレイン(園内モノレール)
園内にある正門駅と植物園駅の間、約2kmを結ぶ園内周遊モノレール『スカイビュートレイン』
動物園から植物園の移動に使ったり、1周して上から景色を眺めて楽しんだりできます。
(片道300円、一周500円)
⑤東山ボートハウス
園内の上池という池に色々な種類のボートがあり、家族連れやカップルなどが楽しんでいます。(乗ると別れるなんていう噂もありますが…)
ペダルボート3人乗り 30分 1200円
ペダルボート4人乗り 30分 1400円
手こぎボート3人乗り 60分 700円
●ランチ情報
*レストラン
本園に2ヶ所(ゾアシスイースト、ゾウシスウエスト)、その間に中央休憩所がありテーブルとイスがたくさん並んでいます。
*キッチンカー
土日祝の晴れの日はたくさんのキッチンカーがやってきます!
キリンのなが~いポテト ¥750
ライオンの黄金からあげ ¥600
リスのあま~いチュリス ¥500
など、東山動物園ならではの食べ物が人気です!!
*持ち込み
東山動物園は飲食物の持ち込みができます!
色々な所に飲食できるスペースがあるので、お弁当を持参してレジャーシートを敷いて食べるのも良し!テーブルで食べるのも良し!
*カフェ
園内にカフェが3ヶ所あります。
・メゾン・ド・ヴェール(ボートの浮かぶ上池の、ほとりにあるカフェ)
モーニングができたり、ブルーシールアイスクリームがあります。
・ズーボゲート(正門から見える噴水横にあるカフェ)
園内で焼き上げる可愛い動物パンがあります。
・ノースガーデン(北園門の近くにあるカフェ)
無料休憩所としても利用できます。
※下の写真は、ノースガーデンになります。
●東山動植物園のお土産
園内には3ヶ所お土産を買えるショップがあります!
・ようこそ!ズーボの森(上池のほとり、カフェ「メゾン・ド・ヴェール」の隣。)
・ショップノースガーデン(北園アメリカバイソン舎の向かい)
・ズーボゲート(正門のすぐ近く)
★ズーボゲートに置いてあったお土産を紹介しますね!
東山動物園ならではのお土産がたくさんありました!!
●まとめ
『子連れで東山動植物園』ということで情報をお届けしましたが、いかがでしたか?
盛りだくさんすぎてよく分からないという方は、この3つだけ抑えておいてくださいね!
①土日祝に行く場合は、なるべく電車で行く。
車で行く場合は、駐車場難民にならないように開園前に着くように行く。
②土日祝に行く場合はチケット売り場が混雑する為、チケットを事前に購入しておく。
③反時計回りでまわる。
とにかく広い動植物園で、大人も子どもも大好きな動物たちがたくさんいます!
目一杯楽しんできてくださいね♪
東山動植物園以外にも電車で行ける愛知県の子どもの遊び場を紹介しています。
3~6歳の子連れでお出かけをする際の便利グッズを紹介しています。
るるぶ『こどもとあそぼ!名古屋』には、東山動植物園のことも掲載されていますし、それ以外にも名古屋周辺の子どもの遊び場がたくさん紹介されてます!